visvim FALL & WINTER 2016 “Dissertation on self-refrection”

コレクションがスタートしました

 

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DECOY DUCK MID-FOLK

col.BROWN

¥90,000+tax

アッパーは、USA HORWEEN社のVeggie(牛革)Art. CambridgeとSWEDENのVeggie tanningのSuede Leatherのコンビネーション

ライニングはSWEDENのVeggie Tanningの牛革

 

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SCARF RING (NICKEL PLATED)

¥14,800+tax

真鍮 / 銅×亜鉛

肉厚の真鍮板より抜き出したパーツにプレス機で打刻-R型(丸みのある金型)を下に置き、数回表面より叩きRINGにラウンドを出しました

1つ1つ手作業で作っている為Rの出方が違います

最後に真鍮を酸化させて深みのある奥行感を出したSCARF STOPPER

1つ1つハンドメイドな為、全体的な形や角度・風合い・メッキの付き方、剥がれ方等が個々に異なります

 

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col.GREEN

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col.NAVY

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col.RED

HONUS CAP BUFFALO CK

¥14,000+tax

リネンと英国羊毛を撚り、ドライな風合いと重さの調和を活かしたバッファローチェック

毛 47% 麻 53%

6枚ハギ OLD BASE BALL CAP STYLE – 浅めのかぶり、バイザーを短く設定

ML 59cm

 

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SOCIAL SCULPTURE 01 SLIM UNWASHED

¥26,000+tax

ストレート(股上普通、ややテーパード)

表地はBROWNセルビッチの14OZオリジ ナルデニム / 綿 100%

パッチ 鹿革

オリジナルファスナースライダー

ORIGINAL鉄製ネオバ釦、リベット、藍染めのディアパッチ使用

 

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HAKAMA PANTS BANDED (Y.D. CANVAS)

col.NAVY

¥44,000+tax

タテヨコ共に先染めのタテ糸2本引き揃え変形のキャンバス / 綿 100%

オリジナルNUT釦

ONE WASH

袴のようなオリジナルワイドパンツ

後のウエストにベルトループを追加し交差して紐を通しま す、紐は取り外し可能です

 

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ALBACORE NATIVE BLANKET L/S (GIZA OX)

col.IVORY

¥29,000+tax

オリジナルで紡績した40/-×20/2のGIZA OXFORD / 綿 100%

別布 綿 70% 麻 30%

ションヘル織機で時間をかけ織り上げたトレード柄ブランケット

NUT釦

ONE WASH

糸に無理なストレスを掛けずゆっくりと織られているため風合いが柔らかく仕上がります

糸は草木染料で枷染めした糸を使用しております

 

 

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IRIS LINER JKT

col.BLACK

¥89,000+tax

高密度のNYLONサテンを極力光沢感を抑えた生地 / ナイロン100%

裏地 毛76% モヘア24%

この素材はモヘア高率混の梳毛糸を使用しこの糸でループを作り紡毛糸と配列で織り上げ凹凸感を出しループをつぶさないようにモヘアのタオル地のようなツィード素材になります

出来るだけ織り上げたままの素材感を出して仕上げた生地になります

riri ZIP

DAMAGED

 

 

“Dissertation on self-reflection”

Hiroki Nakamura

“今回のコレクションを制作するにあたって、どこへ旅をしましたか?”

“インスピレーションのために、何か特別なことをされましたか?”

よくインタビューの際に、ジャーナリストにこう質問される。

どうやら、いつも旅をしているイメージがあるようです。

毎朝、5時に起きて娘の食事を作ります。

朝日を眺めながら車で娘を学校に送った後、ガソリンスタンドによって給油をする。

スーパーマーケットによって、ワイフとスタッフの食事を買って、アトリエで作業をする。

デザイン作業が盛り上がってくる頃、娘が帰ってきて、一緒に絵を描きます。

みんなでワイワイ食事をしながら、あっという間に1日が終了する。

どうってことない、制作作業。シンプルな毎日の中にもワクワクしたり、はっとする瞬間があります。

朝日の色。空の色。

ふと目に入った古いアルバムカバー。

娘の着ているセーターの色。

アトリエのテーブルにかかってるクロス。

そしてその瞬間は自分の中の捉え方(パースペクティブ)でインスピレーションに変化します。

大事なのは、自分がどのような捉え方や考え方を選択するか、ということ。

エドワード・カーティスの写真が好きだ。

アメリカの写真家であり、民族学者でもある彼の写真を見ると、彼の選択を強く感じる。

カーティスは19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカ西部とネイティブアメリカンを撮り続けた。

彼のどの写真を見ても、被写体の美しさ、力強さ、プライド、繊細さを見事にイメージとして捉えている。

古い技法で自分のポートレイトを撮ってみよう。

自分たちが作ったプロダクトを着て、6秒間、レンズの前に立ってみよう。

そしてそのガラスの板にどんなイメージが見えてくるだろうか?