visvim2015 SSコレクションもいよいよ大詰め。
SKAGWAY LO CAMO col.olive ¥36,000+tax
・メインファブリック:アッパー生地は、日本製オリジナルハンターカモフラージュプリント生地/綿65% 麻35%・DETAILE:-オリジナルの綿/リネンの交織のSZへリンボン生地-アウトソール:ラバーソール-ライニング:カウレザー
KAHUNA SHIRT BENO S/S col.navy ¥37,000+tax
Made in Japan・メインファブリック:注染プリントファブリック使用/綿 100%・DETAILE:-バンブー釦-ONE WASH
注染は伝統的な型染めの1種です。他の染色方法ではできない独特な風合い、絶妙なタッチ、立体感が出ます。手作業中心の行程ですので1点1点異なる表情を味わえます。STYLE:両SIDEにパッチポケットが付いています。もう1型のアロハシャツよりのバストで+2cmゆとりの有るシルエット設定です。
LUNGTA ROTHKO B.D. SHIRT L/S RED ¥28,000+tax
Made in Japan・メインファブリック:表地は60/1の引き揃え/綿 100%・DETAIL-筒書きと呼ばれる手法でHAND PAINT-WOOD釦-ONE WASH
織り組織に表情が有るのが特徴です。
SOCIAL SCULPTURE 01 SLIM DAMAGED-11 ¥43,000+tax
Made in Japan・スタイル:ストレート(レギュラー:股上深い、ストレート)・メインファブリック:表地はBLUEセルビッチの13OZオリジナルデニム/綿 100% パッチ 鹿革・DETAIL-オリジナルファスナースライダー、ORIGINAL鉄製ネオバ釦、リベット、藍染めのディアパッチ使用-DAMAGED加工
CHINO SHORTS DMGD col.grey ¥25,000+tax
Made in Japan・メインファブリック:オリジナル素材の20/-チノ使用/綿100%・DETAILE:-ムラ糸をシャトル織機で高密度に織り硬仕上げ-アルミ釦-GARMENT DYE
ICON PRINT TEE S/S WHITE ¥15,800+tax
Made in Japan・メインファブリック:28/1スーピマ天竺/綿 100%・DETAIL-シルクスクリーンプリント
スーピマの落ち綿を集めて紡績した糸を使用しランダムなスラブ感が特徴です。
FLAP POCKET TEE S/S PINEAPPLE NAVY ¥12,800+tax
Made in Japan・メインファブリック:28/1スーピマ天竺/綿100% 別布 綿91% 指定外繊維(パイナップル) 9%・DETAILE: -天然染料抜染プリントパイナップル柄(コットン/パイナップル混)-フラップ付きポケット/オリジナルウッド釦
スーピマの落ち綿を集めて紡績した糸を使用しランダムなスラブ感が特徴です。
SUBLIG HENLY S/S (INDIGO CHECK) GREY,BLACK ¥12,800+tax
Made in Japan・メインファブリック:GIZA 60/2度詰め天竺/綿 100%・DETAIL-枷染めLi/Cチェック-裾パイピング部分(配色)に枷染めLi/Cチェック生地を使用
身頃脇・袖脇の縫製にフラットシーマ(4本針縫い)という高級な下着やトレーニングウェア・水着等に使用される特殊なミシンを使用。他の縫製方法より丈夫で表側にも裏側にも縫い代が出ないという特徴があります。
ACHILLESS SOCKS LO BLACK,WHITE,NAVY 2PSET ¥5,200+tax
Made in Japan・メインファブリック:ドイツ の機能素材を使用した VISVIM 定番のLO SOCKS/ 綿/アクリル、ポリエステル、ポリウレタン・DETAILE:-吸収・即乾に優れ、ロンフレッシュ加工*ロンフレッシュ加工とは – 天然系 抗菌防臭加工*皮膚上のバクテリア増殖により発生する臭いを減少させる効果があります。
最後に今シーズンのテーマを改めて転載致します…
Dissertation on product individuality
心に響くデザインはどのように生まれるのだろう?深みのあるプロダクトはどうしたらデザインできるのか?
毎シーズン、いろいろなモノづくりの手法、デザイン、商品の持つ力の関係を検証します。今まで収集してきた貴重なビンテージアーカイブは、インスピレーションを与えてくれるだけでなく、そのアプローチを探る上で多くのヒントを与えてくれます。
今まで出会ってきた数多くのコレクションの中で、特に使い主のキャラクター(個性)が伝わってくるようなピースに惹かれるのはなぜだろう?
癖のある手描きや、手刺繍でカスタムされたビンテージピースはなぜ魅力的なのだろうか?1930、40年代に流行した、寄せ書きのようなメーセージが入ったコンバセーショナルピースの古着はどうしてチャーミングなのか?1940年代、アメリカの若者たちにカスタムされたホットロッドの魅力は、どうしてその後のそれとは異なるのか?使い古されたビンテージギターはどうしてこんなにかっこいいのだろう?
そして、このSS15コレクションをデザインをする上でこう仮定してみました。
“ユース”とその真摯なスタンス、その人の個性を表す手仕事、プライベートでオネストでピュアなメッセージ。それらで、より商品に奥行きを作り出せないだろうか?
自分たち自身で描いたハンドドローイングやスケッチをもとに、プリントではなく、手描きの職人さんに一枚、一枚手で描いてもらおう。プライベートな写真のコラージュを使って生地を作ろう。妻へのメッセージを手刺繍で作ろう。京友禅の職人さんにお願いしてローブに柄を手で描いてもらおう。とにかく手で描く、手で作くろう。自分たち自身の手で描いたもの。妻が描いたボクの似顔絵。ボクが描いた妻。プライベートな部分をどこまでピュアにオープンにできるだろうか。様々な方法で、今シーズンのコンセプトを具体的に表現できたと思っています。
ユニークでパーソナリティーを持った商品。実際にヒトが手がけたそういった商品をSS15コレクションではできるだけ多く用意しました。ボクらの内側にある無垢な部分を形にする。それはコレクションの枠を超えて広がります。これまではやらなかったことですが、今シーズンのルックブックにはボクら自身の写真も含めました。プライベートな部分をもう少しだけ曝け出してみる。その先には何があるんだろう?
ボクが思う”ユース”は年齢とは関係はない。それは考え方、自由であることを心がけるということ。つまりその瞬間、瞬間を精一杯生きる。9歳になる娘を見ていてもそんな風に思います。大人になって、多くのことを経験し知ることはアドバンテージではあるけれど、いまこの瞬間を懸命に生きているユースたちは、よりフレッシュな活力に溢れているように見えます。ボクは44歳になるけれど、いまを生きようと努めています。次の打ち合わせのことではなく、いま目の前にあるものに集中したい。こうしたことを考えながらコレクションのデザインに取り組みました。
SS15コレクションをデザインすることはとても楽しいものでした。たくさん描いて、徹夜の作業も多かったけれど、チームが一つになりコレクションを作り上げるのは素晴らしい作業でした。いまを楽しむということ。最終的にはそれがコレクションの本質を表すものになりました。このコレクションの制作ににあたって協力していただいた、ボクの会社のすべてのスタッフ、関係者の皆様。ブランドをサポートしてくださっている世界中のお客様、そしてボクと一緒にデザインしてくれている妻のケルシー。
“お気に入りのコレクションができました。ありがとう。”
Hiroki Nakamura